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「とりあえず開設してみた」を成功に変える:30日間の無料トライアル期間中のやることリスト

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目次

  1. はじめに:無料トライアルの本質的な目的とは
  2. 1週目:環境構築と基本設定(Day 1〜7)
  3. 2週目:実データでのテスト運用(Day 8〜14)
  4. 3週目:本番運用に向けた準備(Day 15〜21)
  5. 4週目:最終調整と公開準備(Day 22〜30)
  6. 絶対にやってはいけない3つのこと
  7. トライアル終了後の判断基準
  8. よくある質問(Q&A)
  9. まとめ:30日間で勝負を決める

1. はじめに:無料トライアルの本質的な目的とは

「とりあえず無料トライアルに申し込んでみた」

これは素晴らしい第一歩です。しかし、多くの事業者がここで致命的な誤解をしています。

誤解:無料トライアル = システムを「試す」期間

この誤解に基づくと、トライアル期間中にやることは:

  • 管理画面をぱらぱらと見る
  • 適当な商品を1〜2件登録してみる
  • 「なんとなく使えそう」と判断して終了

これでは、宝の持ち腐れです。

正解:無料トライアル = 本番稼働の「準備」期間

無料トライアル期間の本質は、以下の3つを同時に進めることにあります。

1. システムの検証 自社のビジネス要件を満たしているか、実際に動かして確認する。

2. 運用体制の確立 誰が、何を、どのタイミングで行うのか、業務フローを確定する。

3. コンテンツの準備 本番公開時にすぐに出品できるよう、商品情報やデザインを整える。

30日間の重要性

期間の使い方 30日後の状態 その後の展開
適当に触って終了 何も準備できていない 有料契約しても運用開始までさらに1〜2ヶ月
計画的に準備 本番公開できる状態 トライアル終了と同時に運用開始

この差は、事業開始までの時間にして1〜2ヶ月、コストにして数十万円〜数百万円の差につながります。


2. 1週目:環境構築と基本設定(Day 1〜7)

1週目の目標は「システムの基礎を固める」ことです。ここで手を抜くと、後から修正に膨大な時間がかかります。

Day 1:アカウント作成と初期設定

やること:

  1. 管理者アカウントの作成
  2. パスワードの管理方法の決定(パスワードマネージャーの活用推奨)
  3. テスト用の一般会員アカウントを2〜3つ作成
  4. システム提供元のサポート窓口の確認(電話番号、メールアドレス、受付時間)

チェックリスト:

  • 管理者アカウントの権限を確認した
  • パスワードを安全に管理する方法を決めた
  • サポート窓口の連絡先をメモした
  • 緊急時の連絡手段を確認した

Day 2:ドメイン設定とデザインの基礎

やること:

  1. 独自ドメインの取得(まだの場合は今すぐ)
  2. ドメインのDNS設定(システム提供元の指示に従う)
  3. ロゴのアップロード
  4. 基本カラーの設定(ブランドカラーがあれば)
  5. サイトタイトル、メタディスクリプションの設定

ドメイン取得の注意点:

  • .comや.jpなど信頼性の高いドメインを選ぶ
  • 覚えやすく、ブランド名と一致するものが理想的
  • 年間1,000〜3,000円程度のコスト

チェックリスト:

  • 独自ドメインを取得した
  • DNS設定が反映されていることを確認した(最大48時間かかる場合あり)
  • ロゴをアップロードした
  • サイト全体の雰囲気が伝わるカラーを設定した

Day 3〜4:カテゴリ構成の設計

やること:

  1. 取扱商品のカテゴリ分類を決定
  2. カテゴリ階層の設計(大カテゴリ → 中カテゴリ → 小カテゴリ)
  3. カテゴリごとの説明文の作成
  4. カテゴリごとの出品項目(カスタムフィールド)の設定

カテゴリ設計のポイント:

  • ユーザー視点で考える(「何を探しているか」で分類)
  • 深くなりすぎない(3階層までが目安)
  • 将来の拡張を見据えて、余裕を持たせる

悪い例:

カテゴリ
└── すべての商品(1階層のみ)

良い例:

家電
├── テレビ
│   ├── 液晶テレビ
│   ├── 有機ELテレビ
│   └── プロジェクター
├── オーディオ
└── 生活家電

チェックリスト:

  • カテゴリ構成がユーザー視点になっている
  • 各カテゴリに説明文を設定した
  • 商品ごとに必要な出品項目(サイズ、メーカーなど)を設定した

Day 5:決済方法と配送設定

やること:

  1. 決済代行会社との契約(まだの場合)
  2. 決済方法の選択(クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済など)
  3. 決済手数料の設定(購入者負担か、出品者負担か)
  4. 配送方法の設定(宅配便、メール便、らくらくメルカリ便など)
  5. 送料の設定(一律、都道府県別、重量別)
  6. 返品・キャンセルポリシーの決定

決済方法の選び方:

決済方法 メリット デメリット おすすめ対象
クレジットカード 利便性が高い 手数料がかかる(3%前後) すべてのサイトで必須
銀行振込 手数料が安い 振込確認の手間 法人向け、高額商品
コンビニ決済 カードを持たない層に有効 手数料がやや高い 若年層、低額商品
キャリア決済 スマホユーザーに便利 上限金額あり 低額商品(5万円以下)

チェックリスト:

  • 決済代行会社との契約が完了した
  • テスト環境で決済が正常に動作することを確認した
  • 配送方法と送料を設定した
  • 返品・キャンセルポリシーを決定した

Day 6〜7:利用規約とプライバシーポリシーの整備

やること:

  1. 利用規約の作成(テンプレートを自社用にカスタマイズ)
  2. プライバシーポリシーの作成
  3. 特定商取引法に基づく表示の確認
  4. 古物営業法(該当する場合)の表示確認

利用規約で必ず盛り込むべき項目:

  • 会員登録の条件
  • 禁止事項
  • 出品のルール(開始価格、入札単位、延長ルール)
  • 落札後の流れ(支払い期限、発送期限)
  • キャンセル・返品ポリシー
  • 免責事項
  • 個人情報の取り扱い

特定商取引法で必須の表示:

  • 事業者名、住所、電話番号
  • 商品代金以外の必要料金(送料、手数料)
  • 支払い方法と支払い時期
  • 商品の引き渡し時期
  • 返品・キャンセルの可否と条件

チェックリスト:

  • 利用規約を掲載した
  • プライバシーポリシーを掲載した
  • 特定商取引法に基づく表示を確認した
  • 古物商許可証(該当する場合)を表示した

1週目終了時の到達目標

1週目が終わった時点で、以下の状態になっていることが理想です。

達成目標:

  • 独自ドメインでサイトにアクセスできる
  • ロゴと基本デザインが設定されている
  • カテゴリ構成が完了している
  • 決済方法と配送設定が完了している
  • 利用規約とプライバシーポリシーが掲載されている
  • 管理者としての操作に慣れてきた

ここまでできれば、1週目は上々です。


3. 2週目:実データでのテスト運用(Day 8〜14)

2週目の目標は「実際の運用を想定したテスト」です。本番と同じように動かし、問題点を洗い出します。

Day 8〜9:テスト商品の出品

やること:

  1. 実際に販売する予定の商品を5〜10点、本番同様に出品
  2. 商品画像のアップロード(複数枚)
  3. 商品説明文の作成(最低200〜300文字)
  4. カテゴリの選択
  5. 開始価格、即決価格(該当する場合)の設定
  6. オークション期間の設定(3日、5日、7日など)

テスト出品のポイント:

  • 本番と同じ品質で行う(写真も説明文も手抜きしない)
  • 様々なパターンを試す(低価格帯、高価格帯、人気商品、在庫処分品)
  • 出品後の表示をPCとスマホの両方で確認する

チェックリスト:

  • 5点以上の商品を出品した
  • 商品画像は複数枚アップロードした
  • 商品説明文は300文字以上書いた
  • PCとスマホの両方で表示を確認した
  • 出品後の商品ページに誤字脱字がないか確認した

Day 10〜11:入札と落札のテスト

やること:

  1. テスト用の一般会員アカウントで入札
  2. 複数人での入札をシミュレーション(友人やスタッフに協力依頼)
  3. 自動延長機能の動作確認(終了間際の入札)
  4. ウォッチリスト機能の確認
  5. 落札者の決定プロセスの確認
  6. 落札後の自動メールの内容確認

テストすべきシナリオ:

  • シナリオ1:最低入札額のみで落札
  • シナリオ2:複数人が入札し、最高額で落札
  • シナリオ3:終了間際に入札し、自動延長が発生
  • シナリオ4:入札せずに終了(落札者なし)

チェックリスト:

  • 入札が正常に機能することを確認した
  • 自動延長機能が正しく動作することを確認した
  • 落札者に自動メールが届くことを確認した
  • 出品者にも落札通知メールが届くことを確認した
  • ウォッチリスト機能が正しく動作することを確認した

Day 12:決済フローのテスト

やること:

  1. クレジットカード決済のテスト(実際に数円〜数百円の決済を行う)
  2. 銀行振込のテスト(振込先表示の確認)
  3. コンビニ決済のテスト(番号発行〜支払い完了まで)
  4. 決済完了後の自動メールの確認
  5. 決済ステータスの変化(未払い → 入金確認済み)の確認

決済テストの注意点:

  • 実際に少額(100円程度)で決済を行い、全フローを確認する
  • 決済手数料が実際にどのくらいかかるか把握しておく
  • 返金処理ができるかも確認しておく

チェックリスト:

  • クレジットカード決済が正常に完了することを確認した
  • 銀行振込の案内が正しく表示されることを確認した
  • コンビニ決済の番号発行〜支払い完了まで確認した
  • 決済完了後のステータス変更を確認した
  • 管理画面で入金状況が確認できることを確認した

Day 13:発送と評価のテスト

やること:

  1. 発送ステータスの更新(発送完了、問い合わせ番号登録)
  2. 購入者への発送通知メールの確認
  3. 評価機能のテスト(評価の投稿、表示確認)
  4. 取引完了までの一連の流れを確認

チェックリスト:

  • 発送ステータスを更新できることを確認した
  • 購入者に発送通知メールが届くことを確認した
  • 評価を投稿できることを確認した
  • 評価が商品ページや会員ページに表示されることを確認した

Day 14:2週目の振り返りと問題点の整理

やること:

  1. テスト運用で見つかった問題点をリストアップ
  2. 問題点の優先順位付け(致命的 / 重要 / 改善できれば)
  3. システム提供元への問い合わせ内容の整理
  4. 運用マニュアルのドラフト作成開始

見つかった問題点の例:

  • 致命的:決済が正常に完了しない
  • 重要:スマホでのボタン位置がわかりにくい
  • 改善できれば:メール文面をもっと丁寧にしたい

チェックリスト:

  • 問題点をすべてリストアップした
  • 優先順位をつけた
  • システム提供元に問い合わせが必要な項目を整理した
  • 運用マニュアルの作成を始めた

4. 3週目:本番運用に向けた準備(Day 15〜21)

3週目の目標は「本番稼働の準備を完了させる」ことです。トライアル終了後、すぐに運用を開始できる状態を目指します。

Day 15〜16:問題点の修正とシステム提供元への確認

やること:

  1. 2週目で見つかった問題点の修正(自社で設定変更できるもの)
  2. システム提供元に問い合わせが必要な項目の連絡
  3. カスタマイズや追加機能の見積もり依頼(必要な場合)
  4. サポート対応の質と速度の確認

システム提供元への問い合わせ例:

  • 「この機能はこういう使い方はできますか?」
  • 「このエラーが出るのですが、原因は何でしょうか?」
  • 「この部分をカスタマイズしたいのですが、可能ですか?」

チェックリスト:

  • 自社で修正できる問題点をすべて修正した
  • システム提供元に問い合わせが必要な項目を連絡した
  • 回答内容を記録した
  • カスタマイズの見積もりを取得した(必要な場合)

Day 17〜18:本番用コンテンツの準備

やること:

  1. 本番公開時に出品する商品のリストアップ(最低10〜20点)
  2. 商品画像の撮影と編集
  3. 商品説明文の作成(SEOを意識した内容)
  4. 商品ごとのカテゴリ分類
  5. 開始価格の決定(過去の販売実績や相場を参考に)

商品説明文のSEOポイント:

  • タイトルに重要なキーワードを含める(例:「アンティーク 懐中時計 18金 動作品」)
  • 説明文は300〜500文字を目安に
  • 商品の特徴、状態、注意点を網羅的に記載
  • 関連キーワードを自然に散りばめる

チェックリスト:

  • 本番公開時に出品する商品をリストアップした
  • 商品画像の撮影が完了した
  • 商品説明文を作成した
  • 各商品の開始価格を決定した

Day 19〜20:運用体制の確定とマニュアル整備

やること:

  1. 運用担当者の決定(誰が何を担当するか)
  2. 日次・週次の運用タスクの洗い出し
  3. 運用マニュアルの完成
  4. 緊急時の対応フローの策定
  5. 担当者への引き継ぎと教育

運用タスクの洗い出し例:

タスク 頻度 担当者 所要時間
新規出品の登録 毎日 Aさん 30分
入札・落札の確認 毎日 Bさん 15分
発送手配 落札後24時間以内 Cさん 60分
問い合わせ対応 随時 Aさん 30分
週次レポート作成 毎週月曜 Bさん 60分

チェックリスト:

  • 運用担当者を決定した
  • 日次・週次の運用タスクを洗い出した
  • 運用マニュアルを完成させた
  • 緊急時の対応フローを策定した
  • 担当者への教育を実施した

Day 21:3週目の振り返りと公開準備状況の確認

やること:

  1. 本番公開に向けた準備状況の棚卸し
  2. 不足しているものの洗い出し
  3. 公開日時の仮決定
  4. 最終週のスケジュール確認

チェックリスト:

  • 準備状況を棚卸しした
  • 不足している項目をリストアップした
  • 公開日時を仮決定した
  • 最終週のスケジュールを確認した

5. 4週目:最終調整と公開準備(Day 22〜30)

4週目の目標は「本番公開直前の最終確認と、公開後の集客準備」です。

Day 22〜23:本番公開前の最終テスト

やること:

  1. 全商品を一度削除し、本番用コンテンツで再出品
  2. 本番用コンテンツでの出品〜落札〜決済〜発送の全フローテスト
  3. 負荷テスト(複数人で同時アクセス)
  4. スマートフォンでの動作最終確認
  5. 各種ブラウザ(Chrome、Safari、Firefox)での表示確認

最終テストのポイント:

  • できるだけ本番に近い環境で行う
  • 友人やスタッフに協力してもらい、実際に取引してもらう
  • 想定外の操作をしてもらう(「普通のユーザーはこうは使わないだろう」という視点が重要)

チェックリスト:

  • 本番用コンテンツで全フローのテストを完了した
  • 複数人での同時アクセステストを実施した
  • スマホでの動作を最終確認した
  • 主要ブラウザでの表示を確認した

Day 24〜25:集客準備(事前告知)

やること:

  1. 既存顧客への事前告知メールの作成と配信準備
  2. SNSでの発信準備(投稿内容の作成、投稿スケジュールの設定)
  3. プレスリリースの作成(PR TIMESなどの活用)
  4. オープン記念キャンペーンの設定(手数料無料、クーポン配布など)
  5. 紹介プログラムの設定(既存会員が友人を紹介した場合の特典)

事前告知のタイミング:

  • オープンの1週間前:SNSでカウントダウン開始
  • オープンの3日前:既存顧客に事前告知メール
  • オープン当日:プレスリリース配信、SNSで一斉発信

チェックリスト:

  • 既存顧客向けの告知メールを作成した
  • SNS投稿のスケジュールを決定した
  • プレスリリースを作成した
  • オープン記念キャンペーンを設定した

Day 26〜27:広告設定(オプション)

やること:

  1. Google広告のアカウント設定
  2. リスティング広告のキーワード選定
  3. 広告予算の設定(まずは月3万円程度から)
  4. コンバージョン計測の設定
  5. SNS広告(Instagram、Facebook)の設定(該当する場合)

広告運用の注意点:

  • 最初から大きな予算はかけない(月3万円程度からスタート)
  • コンバージョン計測を必ず設定する(ROIが測定できない広告は無意味)
  • 1週間単位で効果を測定し、改善を繰り返す

チェックリスト:

  • Google広告アカウントを設定した
  • キーワードを選定した
  • コンバージョン計測を設定した
  • 広告予算を決定した

Day 28〜29:最終確認と公開

やること:

  1. 最終確認リストでの総点検
  2. システム提供元に本番公開の連絡(必要な場合)
  3. DNS設定の最終確認
  4. バックアップ設定の確認
  5. 緊急連絡先の最終確認

公開前日の最終確認リスト:

  • サイトにアクセスできる(httpsで)
  • ロゴとデザインが正しく表示される
  • 全カテゴリに商品が表示されている(0件のカテゴリは非表示推奨)
  • テスト用の商品は削除済み
  • 利用規約とプライバシーポリシーが正しく表示される
  • 決済が正常に動作する(最終テスト)
  • スマホでの表示に問題がない
  • 問い合わせフォームが動作する
  • 公開後の告知準備が完了している

Day 30:公開日

やること:

  1. 公開時間になったらサイト公開
  2. 告知メールの一斉配信
  3. SNSでの公開投稿
  4. プレスリリースの配信
  5. 最初の24時間は特に注意深く監視
  6. 問い合わせや落札があれば迅速に対応

公開当日の監視ポイント:

  • サーバー負荷(アクセス集中による重さ)
  • 決済エラーの有無
  • 問い合わせの内容
  • 最初の落札が発生するまでの時間

チェックリスト:

  • サイトを公開した
  • 告知メールを配信した
  • SNSで公開を発信した
  • プレスリリースを配信した
  • 最初の24時間の監視体制を整えた

6. 絶対にやってはいけない3つのこと

無料トライアル期間中に、これだけは絶対にやってはいけないことを3つ挙げます。

NG1:何も準備せずに「とりあえず触ってみる」だけで終わる

なぜダメなのか: 30日間が経過しても、何も準備ができていない状態になります。有料契約をしても、そこからさらに準備に1〜2ヶ月かかり、事業開始が遅れます。

正しい姿勢: トライアル初日から「30日後に本番公開する」という目標を持ち、計画的に進める。


NG2:管理画面しか見ず、実際のユーザー体験を確認しない

なぜダメなのか: 管理者視点とユーザー視点は全く異なります。管理者が「使いやすい」と思っても、ユーザーにとっては使いにくい場合があります。

正しい姿勢: 必ず一般会員アカウントを作成し、ユーザー目線で商品検索、入札、落札、決済までを体験する。できれば家族や友人にも実際に使ってもらい、フィードバックをもらう。


NG3:問題点を見つけても「まあいいか」と放置する

なぜダメなのか: トライアル中に気づいた問題点は、本番稼働後も同じ問題として残り続けます。「後で直そう」と思っても、本番稼働後は運用に追われて修正できないことがほとんどです。

正しい姿勢: 気づいた問題点はすべてリストアップし、優先順位をつけて対応する。システム提供元に問い合わせるべきことは、トライアル期間中に必ず問い合わせる。


7. トライアル終了後の判断基準

30日間のトライアルが終了したら、以下の判断基準で「継続するか、別のシステムを検討するか」を決めましょう。

継続すべきサイン

機能面:

  • 必要な基本機能がすべて揃っている
  • 業界特有の要件に対応できる(またはカスタマイズで対応可能)
  • スマホでの操作性に問題がない
  • 同時アクセス数に不安がない

運用面:

  • 管理画面の操作性に慣れてきた
  • 運用担当者が日常業務として回せると判断した
  • サポート対応が迅速かつ丁寧だった
  • 不明点を問い合わせた際に、適切な回答が得られた

コスト面:

  • 月額費用が予算内に収まる
  • 初期費用を含めたトータルコストが許容範囲内
  • 将来の拡張を見据えたコスト試算ができている

信頼性:

  • 30日間のテストで致命的なトラブルがなかった
  • システム提供元の事業継続性に不安がない
  • 同業種での導入実績がある

再検討すべきサイン

機能面:

  • 必須機能が不足している(カスタマイズでも対応不可)
  • スマホ対応が不十分で、実用に耐えない
  • 同時アクセス数が想定より少なく、将来不安がある

運用面:

  • 管理画面が複雑すぎて、運用に時間がかかりすぎる
  • サポート対応が遅く、問い合わせに回答が得られない
  • 不明点が多く、運用に不安が残る

コスト面:

  • 月額費用が予算を大幅に超える
  • 隠れコスト(トランザクション手数料など)が想定以上に高い
  • 将来の拡張コストが見通せない

信頼性:

  • テスト中にサーバーダウンなどのトラブルが発生した
  • システム提供元の対応に不信感がある
  • 同業種での導入実績がなく、不安が残る

8. まとめ:30日間で勝負を決める

30日間スケジュール総括

テーマ 主なタスク 到達目標
1週目 環境構築と基本設定 ドメイン設定、デザイン、カテゴリ、決済、利用規約 サイトの基礎が完成
2週目 実データでのテスト運用 出品、入札、決済、発送の全フローテスト 問題点の洗い出し
3週目 本番運用に向けた準備 問題点修正、コンテンツ準備、運用体制確立 本番公開の準備完了
4週目 最終調整と公開準備 最終テスト、集客準備、公開 本番公開

成功の3つのポイント

1. 計画性を持つ 30日間のスケジュールを最初に決め、毎日コツコツと進める。まとめてやろうとすると、必ず時間が足りなくなります。

2. ユーザー視点を忘れない 管理者の便利さだけでなく、実際にサイトを利用するユーザーの体験を常に意識する。自分以外の人にも使ってもらい、率直な意見をもらう。

3. 問題点はトライアル中に解決する 「後で直そう」は禁物です。トライアル期間中に気づいた問題は、トライアル期間中に解決する。システム提供元への問い合わせも、この期間に徹底的に行う。


まとめ

無料トライアルは「システムを試す期間」ではなく、「本番稼働の準備をする期間」です。

この30日間をどう使うかで、その後の事業の成否が決まります。何となく触って終わるのか、本番公開に向けて準備を進めるのか——その差は、事業開始までの時間にして1〜2か月、コストにして数十万円〜数百万円の差になります。

この記事を参考に、ぜひ30日間を最大限に活用してください。


8. よくある質問(Q&A)

Q1. 無料トライアル期間中に、実際の顧客に公開してもいいですか?

A. システムの動作確認目的であれば問題ない場合がほとんどですが、システム提供元の利用規約によって異なります。本番公開を予定している場合は、事前にシステム提供元に確認することをおすすめします。なお、決済のテストは少額(実際の商品)で行うと、より本番に近い動作確認ができます。

Q2. 30日間で準備が間に合わなかった場合、どうすればよいですか?

A. 焦って中途半端な状態で本番公開するよりも、しっかり準備してから公開することをおすすめします。多くのシステムでは有料プランへの移行後も引き続き設定を進めることができます。「まず決済と利用規約だけ確実に整える」という最低限の優先順位をつけた上で、段階的に整備していく方法も有効です。

Q3. テスト中に出品した商品は、本番公開前に削除すべきですか?

A. はい、テスト用の商品(不自然な価格設定や説明文のもの)は必ず削除してから本番公開してください。テストデータが残ったまま公開すると、ユーザーの信頼を損なう可能性があります。本番用コンテンツで改めて出品し直すことをおすすめします。

Q4. 利用規約やプライバシーポリシーは自分で書けますか?

A. 基本的な構成はテンプレートを活用することで作成できますが、事業の内容や取扱商品によって記載すべき内容は異なります。特に古物営業法の対象となる商材(中古品、ブランド品等)を扱う場合や、個人情報の取り扱いが複雑な場合は、弁護士への確認をおすすめします。

Q5. データベースバンクのトライアルでは、どこまでの機能を試せますか?

A. データベースバンクのデモサイト(guest.auctiondos.com)では、出品・入札・落札の基本フローをはじめ、管理画面の操作感や各種設定をご確認いただけます。個別のご要件については、お問い合わせページよりご相談ください。

Q6. トライアル終了後、設定やデータは引き継げますか?

A. システムによって異なります。データベースバンクでは、トライアル期間中に設定した内容を有料プランに引き継ぐことが可能です。詳細はお問い合わせください。


9. まとめ:30日間で勝負を決める

30日間スケジュール総括

テーマ 主なタスク 到達目標
1週目 環境構築と基本設定 ドメイン設定、デザイン、カテゴリ、決済、利用規約 サイトの基礎が完成
2週目 実データでのテスト運用 出品、入札、決済、発送の全フローテスト 問題点の洗い出し
3週目 本番運用に向けた準備 問題点修正、コンテンツ準備、運用体制確立 本番公開の準備完了
4週目 最終調整と公開準備 最終テスト、集客準備、公開 本番公開

成功の3つのポイント

1. 計画性を持つ 30日間のスケジュールを最初に決め、毎日コツコツと進めましょう。まとめてやろうとすると、必ず時間が足りなくなります。

2. ユーザー視点を忘れない 管理者の便利さだけでなく、実際にサイトを利用するユーザーの体験を常に意識してください。自分以外の人にも使ってもらい、率直な意見をもらいましょう。

3. 問題点はトライアル中に解決する 「後で直そう」は禁物です。トライアル期間中に気づいた問題は、トライアル期間中に解決しましょう。システム提供元への問い合わせも、この期間に徹底的に行ってください。

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